Profile


Murase Tatsuya 村瀬 達也 プロフィール


1953年神奈川県中郡二宮町生まれ。
現在、神奈川県小田原市にて 『感動保存工房むらせ』を経営。
『魚類剥製』・『ハンドメイドルアー』・『シェルスプーン』の製造を手掛ける。
1970年初め芦ノ湖で虹鱒を釣って以来、ルアーフィッシング の世界にはまり込む。
立正大学文学部史学科卒業後、横浜市の釣り具店に4年間勤務。
退職後1981年東京新宿スペースAURAで個展『水の中の オブジェたち』 を開く。
これを期に独立し剥製工房を開業、今日に至る。
1970年代中頃、芦ノ湖のフィッシングショップノザキより初めてリリースされたハンドメイドルアー『MURASE MINNOW』は、第一期ルアーフィッシングブームに乗り‘80年初頭一般市場に進出、H.M.K.L.泉和摩氏、NABE MINNOW渡辺裕氏、RIVET平本正博氏らの オリジナルミノーと共にハンドメイドルアーブームを作るきっかけとなった。
その後ミノーイングのメジャー化による相乗効果も手伝い種々のバリエーション を展開、後のハンドメイドルアービルダー達に多大な影響を与えた。
四半世紀経た現在でも変わらない独特のフォルムはベーシックなミノーとしてトラウトフ ィッシャーから高い支持を得ている。
一方、独学で修得した剥製制作技術は、剥製イコール標本というイメージを脱皮させ、インテリア商品として付加価値の高い オブジェを造り出している。その作風は釣り人ばかりでなく博物館等からも高い評価を受けている。